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禁断の恋

第1章 一目惚れ



『お疲れ様です!』

俺の名前は海藤雪、20歳!
都立紅病院の医療事務として働いている
カルテの整理や患者さんの対応、会計事務などとても大変な仕事だ
普段は夜遅くまで残業したり定時で帰宅したりしているがこの日は祝日であり午前中で仕事が終わった
荷物をまとめ帰宅しようとすると携帯が鳴った
相手は四之森環、美容専門学校に通っている

『環?』
(雪?今日、確か午前中だけだったよな?
午後からなんか予定ある?)
『ないけどなんか用があるんでしょ?
大体、目星はついてるけど』
(さすが俺の親友だな!今回は握手会なんだ
しかも芸能人!俺の憧れる三大プリンスなんだ)
『その三大プリンスって何?』

普段、TVをあまり見ない俺にとって三大プリンスとはなんなのかがよくわからない
電話の向こうでは環がえー?と叫んでいるけど知らないものは知らない
百聞は一見に如かずということで駅で待ち合わすことになった
まさかこのことがきっかけで運命的な出会い、そして甘く切ない恋になるなんて思いもしなかった


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