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ハイキュー!!〈短編・中編〉3

第1章 *.浮気の本能〈二口堅治〉


二口side

さんちの風呂でかすぎ。

普通に2~3人で入れた気がする。



お風呂から上がって、さんの部屋に行く。


二口「さんー。お風呂どうぞー。」



「....。」



ん?




あ、音楽聴いてる。


なに聞いてんだろ。





ほんの少し音漏れしてるけど、パソコンのブラインドタッチの音でかき消される。


さっきまで、髪むすんでたのに。

降ろしてるし。

さらさらしてる。


香水じゃなくて、さんの匂いがする。

さわりたい。



二口「...って、さんっ!」


ガッ!!


「わっ、!」


思いっきり肩をつかむ。


二口「びっくりした?(笑)お風呂。どうぞ?」

「あ、ああ。うん、ありがとう。」



さんが部屋を出て行く。


二口「やっべー....」

いま、さんに手ぇ出したくなった...。


おいおい、今から大丈夫かな俺。


さんが帰ってくるまでヒマだし。



....さすがにパソコン触ったら起こられそうだし。


机の上においてある音楽プレイヤー。


二口「あ、さっき何、聞いてたんだろ。」

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