第1章 *.浮気の本能〈二口堅治〉
二口「あーやっぱさんいいにおいする。」
「そう?」
二口「うん、めっちゃ、好き。」
「...はいはい。」
二口「照れてる?(笑)」
他愛の無い話をしながらベットで寝転がる。
髪の毛に気を使い始めたのは、1年前から。
高校の頃なんて、ワックスとか、流さないトリートメントとか。
なんていうの?
ヘアスプレーかな、まったく使ってなかったな...(苦笑)
社会人になって、自分でシャンプーを買い始めてから?
かな?
ちょっと、高い美容室のつかってみたりとか、、
あんまり気づいてくれないのに、二口くんに言われると、素直にうれしい。
でもわかってる。
これは、私と二口くんのゲーム。
二口「さん?内緒っすよ?」ニィ
周りにばれてもゲームオーバー。
2人だけのゲーム。
愛したら終わり。
To be continued...