第2章 ギャンブル 『罪と罰』―ジヨンルート
本当の意味で関係を築けた俺たちだけど、俺はまだ子供なのか、即物的で夢中で夏音の顔にキスを落としていたらその甘い唇にも触れたくなって口付けたらもっと唇を奪いたくなってキスを深くして舌を絡めていた。
深く口付けたらやっぱりそれ以上を望んでしまっていた。
でもそれは夏音に対して誠実な態度にはならないとこれ以上は我慢できないギリギリで夏音から離れる。
急に離されたからか夏音は驚いて俺の顔を窺うと俺がどういう状態か察したようで、フッと幸せそうな顔になった。
なんで、そんな可愛い顔するかな…我慢できなくなる…
「私が抱いてって頼んだら怒る?韓国はそれがタブー?」
俺の顔を覗き込んで夏音は大胆な発言をしながらもやわらかく微笑む。
「俺を情けなくさせるなよ…」
「でも私も同じ想いだよって伝えるのは難しくて…離れたくないと想ってるのはジヨンだけだと思ったら大間違いなんだから…」
夏音は俺を恐れもせず抱きついて俺の胸に飛び込んだ。