第31章 番外編 兄弟が見た二人
はぁ、と小さく溜め息をついて思い出すために目線を上げながら話し出すチョロ松
チ「えーと、委員会で帰りが遅くなった時に昇降口で見たんだ。ちょうど出る時だったみたいだけど、手を繋いでお互いはにかみ合ってた」
ト「うわぁ、ホント想像つかない」
チ「しかも指絡めてさ。流石にケツ毛燃えろって思ったね」
ト「聞けば聞くほど意外~。おそ松兄さんは?」
お「・・・・」
ト「も~、黙っててって言ったの謝るからぁ」
お「しゃーねぇな~」
チ「いや、まだ謝ってないからね?」
ト「で、何見たの?」
お「バレンタインにさ、が結構チョコもらってたのに返したんだぜ?んで、カラ松が嫌な顔するからいらないって。信じらんねぇわ。俺がそばにいたら女子に彼女って誰?とか聞かれたし」
チ「返されたって僕も聞いた。理由までは知らなかったけど」
ト「あ~、だからあの頃から君の彼女がどうとかって話になったんだ」
十「君彼女いるの?!」
ト「違うよ、十四松兄さん。カモフラージュでしょ」
お「ま、普通付き合うって言ったら相手女子になるもんな」
ト「そもそもどっちからなんだろうね、あの2人」
チ「知ってるわけないだろ、聞くわけじゃないし」
お「カラ松がしてるネックレスの指輪、が作ったって言ってたから、向こうからなんじゃね?」
ト「うっそ。ますます君が分からない」
十「それ僕も聞いた~。クリスマスに貰ったって」
チ・ト「うぅわ、リア充爆ぜろ」
ト「なんか・・・胸焼けしそう」
お「おま、自分で聞いといてそれかよ」