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笑って、泣いて

第1章 出会い



ここは歌舞伎町。

そこに一人の女の子が数人の男に絡まれていた。

「や、やめてください!」

身長は小さめで143cmくらいだろうか?
ぱっつん天パの腰くらいまである綺麗な白髪。
服装は、黒とピンクを基調とした可愛らしい感じで短い着物に大きなリボンの帯、黒のニーハイ、履き古したような黒い下駄。
顔は…幼い感じで誰もが二度見するほど、、かわいい顔だった。

「いいじゃねーか」

「お兄さん達優しいーよ?」

「やめて、離してッ」

無理矢理女の子の腕を掴み連れていこうとする男達。

そこに、歌舞伎町でちょっとばかし有名な男が入ってきた。

「ギャーギャーやかましいんだよ、発情期ですか?コノヤロー」

そう、彼の名は…

坂田銀時。

「はぁ?なんだ、てめぇ!」

「大の大人が、一人の女の子によってたかって…恥ずかしくねぇのかァ?」

「くそっ…いくぞ」

男達は、周りから視線を浴びていることに気づき逃げていく。
ぽつんと取り残された女の子は、ペタンとその場に座り込む。

銀時は、何もなかったように去っていこうとした。

が、、

「あの…ま、待ってください」

女の子に呼び止められ、
その声がまるで天使のような声だったため、

銀時は、立ち止まり戻ってきた。
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