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汚れちまった悲しみと

第2章 移りにけりないたづらに


『………………嘘…』
中「嘘だと思うか?」
『だ、だって私馬鹿力出し、背が女の子らしくないし、一重だし、髪だって短いs(中「うるせーなー」………ちょっ』


中原先輩の腕にまた力が入る


中「頑張り屋で困っている人がいると敵だろうと助けちまったり背が高いのを気にしていたり仕事の時の顔はスゲー怖い癖に普段の笑顔は可愛いし、花とか動物が好きなところも可愛いし、戦ってる姿も美しいと思ってんだけど……」

『誰を?』
中「お前を」
『誰が?』
中「俺が」


…………………………ボンッ
音が出るかってくらいの勢いで顔が真っ赤になるいや、顔だけでなく全身が熱い。か、可愛い?わ、私が?今まで褒められる言葉といえば恰好いい、強い、高いの三つだった。可愛いなんて言われたことがなかった。







中「………………………で?」
『へ?』


1人でパニックになっていると上から中原先輩の声が聞こえてきた



中「……返事…」
『あ、』





















そうだ言わないと

















『わ、私も貴方を………………』































お慕い申しております





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