第36章 ~拾漆~SHAKY
藍染が軽く腰を揺らすとサラは甘い息を洩らす
先ほどまでの情交で充分すぎるほど濡れたそこから、淫猥な水音が聞こえてくる
「…私が動かなくても、充分感じているみたいだね」
快感の残り火が、サラの身体を敏感にさせている
サラの中は、大きくなった藍染自身をビクビクと強く締め付け、まるで絶頂寸前のようだった
藍染はその感触を楽しむため、激しく打ち付けたい衝動を抑え、ゆるゆるとわずかに腰を揺らしているだけだった
「…あぁ…やぁっ…」
そのじれったい快楽に、たまらずサラは悲鳴を上げる
自身の体温が、どんどん上昇していくのがわかる
「…じらされるのは嫌いかい?」
サラの口元に自分の指を持っていくとサラは従順にそれを口に含んだ
藍染の長い指に吸いつき舌で絡めとる
まるで藍染自身を舐めとる様な仕種に藍染は満足そうな表情を浮かべた