第35章 ~拾陸半々~INVADE3
「あっ…はぁ‥…やぁっ」
「っ……具合いいな」
言い終えると同時に、グリムジョーはサラの腰を掴んで激しく腰を動かした
躰を上下させる度に、豊かな胸が揺れグリムジョーを刺激する
「なかなかイイ眺めだぜ…」
「やぁっあっ…ふぁ…‥あぁっ」
激しく突かれて力の入らないサラはグリムジョーの上に倒れるように崩れる
「何だぁ?体力ねぇなあ」
そう言いながらもグリムジョーは腰の動きを休めない
「あっダメっ…あ‥ああぁんっ」
「…そういや病み上がりだったな」
グリムジョーは上体を起こすとサラの手を自分の首に回した
「…グ…リム…ジョー?」
「キツいならしっかり掴まってろ」
口端を上げて言うグリムジョーは更に動きを激しくした
「あっぁ‥…はあっ…ぁあっん」
「くっ‥っあ…」
必死に自身の首に腕を絡めるサラの甘美な声が耳元で聞こえ、脳髄に直接響く
ヤベェな…コイツ――
グリムジョーはそれだけで脳が犯され陶酔する感覚に陥ってしまう
スゲーいい……
「はぁっ…サラ…サラッ!!」
ギリギリまで引き抜き、一気にねじ込むと、先程より更に腰の動きを激しくした
『あぁっっ…グリムジョー…もうっ…」
「ああ…オレもだ」
グリムジョーは卑猥な水音が部屋中に響き渡るくらいにサラの中を掻き回すと勢いよく精を放った
「あぁ…っ―――――」
「クッ…うあッ――」
繋がったままの二人の荒い息が絡み合う
「はぁ…っあ‥ん‥ふ…」
グリムジョーはサラの顔に掛かった髪を梳くと、啄む様に甘いキスを落とした
「はぁ……っ…どうし…て…」
サラは虚ろな瞳でグリムジョーを見たかと思うと、そのまま意識を失った
「どうして?……そんなの知るかよ…」
それでもこの瞳に映してもらいたくて
救われる事のない孤独と似た感情が込み上げてくる
グリムジョーはそれを補う様にキツくサラを抱き締めた