第35章 ~拾陸半々~INVADE3
唇を外し首筋を降りながら肩紐をずらし胸へと辿り着いた舌は、丸みを存分に味わい敏感な尖端を包んだ
「あぁッ…」
くるむ様に捻り濡れた尖端を口に含むとそのまま吸い上げる
「ゃぁ…ッ…」
漏れる声を隠そうと手を口に当てるサラを、赦すまいと手を退かすと顎を掴み再び唇を塞ぐ
「…っ…ふ…ぁ…」
舌が絡み合う
少しでも離れた隙間から卑猥な音が響く
グリムジョーの大きな掌ですら包み切れない白い胸を再び両手で揉みしだく
「あっ!!」
グリムジョーの荒々しく、だけど何処かに優しさを感じる愛撫にサラは困惑するが、その考えも先程の虐め、薬の効果により定まらず隅に追いやられた
「あっ…ぁ…グリム…ジョ…」
「堪んねぇな、その声…もっと出せよ」
グリムジョーはニヤリと笑うと、強引にサラの秘部に指を突っ込み、わざと音を立てながら指で掻き回した
「ぁ…ぅ…んっ…ぁあっ!?」
「ココか…?」
一段と声が高くなった所を執拗に攻める。しかしサラは苦しそうに、ゆっくりと首を横に振るだけだった
「こんなに溢れさせといて説得力ねぇな」
そう言って手の動きを少し早くすると、サラの口からは甘い声しか聞こえなくなった
「…もう限界か?仕方ねーな...」
グリムジョーは、小さく舌打ちすると更に手の動きを早くし、サラの秘部の尖りに舌を這わせるとサラは躰を仰け反らせて達してしまった
「やっ…ああッ―――」
グリムジョーは体を起こすと、サラを見つめる
頬を染め、虚ろな瞳で甘い息を吐くその姿は清浄なのに卑猥で
グリムジョーはゴクリと唾を飲み込むと肩で息をしているサラの腕を引っ張り体を起こした