第35章 ~拾陸半々~INVADE3
今日のロリ達は挑戦的だった
私が廊下を歩いていると、付いてくる様に促し、袋小路に追いやった
「ホントはあんたの部屋が一番安心なんだけどさぁ、私達これから藍染様の食事の用意をしなきゃいけないのよね」
「…なら私に構ってる時間はないんじゃない?」
「ココなら藍染様の部屋も近いし、普段誰も通らない所だし、監視の目も届かないし…都合がいいのよ」
「そういう事♪自分達の時間割いてやってんだから感謝しなよ」
そういうとロリ達はいつもの様に私を痛めつける
見えない所を徹底的に…
いつもと場所が違うせいか、藍染の部屋の近くという緊張感からかいつもより酷かった
「――ッ……かはっ!!」
「キャハハ!!いいわねその顔…ほらもっと痛がれ!!!」
ロリは私の肩を踏みつけ力を加えていく
私は痛みで意識が飛びそうになる
このままだと――
「何してる」
ロリ達が慌てて振り返るとグリムジョーが立っていた
「グリムジョー…!!!」
「…あんたこそ何でこんな所に――」
その冷たく静かな声と瞳にロリ達はゾクリと冷や汗が流れる
「……やだ~私達はサラ様がココで倒れてるの見つけたから介抱しようとしてただけよ。そうよねメノリ」
「う…うん」