第30章 ~拾柶半~GOOD-BYE2
「挿れますよ…」
喜助はわざとそれを言葉にし、サラの耳元で囁く
これから与えられる快感に背筋が震える
自身をゆっくりと挿入する
じれったくなるほどの丁寧さがサラの中の喜助自身をありありと感じさせる
「ああ…っ///」
喜助は自身を全て収めきると暫く動かずに、サラの中の感触を楽しんだ
「きすけさんっ…///」
その艶声に浦原は腰を引くと激しく貫き、律動を開始する
「ああっ!?やああ…///」
その力強い律動に揺さぶられ、快楽のあまり目の前が眩む
「きすけさっ、ん…あああ///」
「サラ…サラッ」
卑猥な音をたて、突き上げを繰り返す喜助は何度も名前を呼ぶ
「ぁ……///」
喜助の普段とは違う呼び方に、サラの最後の理性は奪われる
「…き、すけさんっ…顔、みたいっ///」
サラは喜助の目を見つめながらしがみつく様に喜助の首に抱きつく
「ホントに貴女は…///可愛い過ぎますよ…」
そう言って微笑むとサラの頬に口付け、上半身を抱き起こした
「ほら…これで良く見えるでしょ?」
喜助はサラの首筋に口付けると下からの突き上げを今までより、一層激しくした
「ああっ…あ、あっ…や…///」
「サラ…」
「あ…っ、もう…あああ!!」
「くっ…」
躰の奥に放たれた喜助の熱い精を感じた瞬間、目の前が真っ白になった――