第29章 ~拾柶~GOOD-BYE
「あの…ここでご飯食べていい?」
寝ている一護を心配し遊子と夏梨が部屋にいたルキアに話しかける
「あぁそうしてやってくれ。一護もきっと喜ぶ」
「あのね実はね、ルキアちゃんの分も作ってあるの」
「い、いや私はこれから出かける用事が…」
言ったと同時にルキアのお腹がなってしまう
夏「何だ?今の音」
遊「なーんだルキアちゃんお腹すいてるじゃない」
「///…いやぁその…折角だから頂こうか」
その後ルキアは一人台所で食器を洗い、部屋へ戻ろうとした時、一心が台所へやってきた
「おぉ、ルキアちゃんあの馬鹿はどうだぃ?」
「ずっと寝たままです…」
「心配しなさんな。全く他の学校の奴等にボコボコにされるなんて情けねぇ」
「あの…すみません私が不良に絡まれたせいで…」
「何言ってんだって。ルキアちゃんが無事でホント安心してんだぜ?」
二カッと笑った一心に笑みを浮かべ、ルキアは頭を下げた
そして織姫を探しに織姫の家の扉を開けると目の前に織姫の姿があった
「井上!?お前ドコへ行っていた!!全く霊圧を感じぬから――どうした?」
表情の暗い織姫の異変に気付いたルキアは部屋へと入っていく
そしてそこで驚愕の事実を聴かされることになる