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月に泣く~BLEACH~

第28章 ~拾参半~RECOVERY2


破面の軍勢 地下勉強部屋


「で、どうやひよ里。一護の虚化維持の調子は」


「見てたら判るやろ、サッパリや。今やっと10秒ちょい。チンカスや。話んならんわあのハゲ」


ドカッと岩を背に座ったひよ里は面倒臭そうに一護に聞こえるように言う


「…………!!!」


話の中心人物の一護は、罰の皿洗いをしながらイライラしている


矢「才能ないんやないの?もうあきらめやぁ」


「ウルセーよエロ本女!!修行に参加してねーオマエにそんなこと言われる筋合いねーぞ!?」


「参加しとるやろアホ!こないだコッソリエロ本貸したったの忘れたんか?」


「借りてねーだろ!ホントっぽいからやめろよそーいう冗談!」


ピクピクと一護の額に青筋が立つ


羅「何だよオレなんか2日に一回は借りてるぜ?」


「ウチなんて1日に二回は読んどるよ」


「堂々と発言してんじゃねぇよスケベ女//」


「ウチはスケベとちゃう…ただ興味津々なだけや!!」


拳「…世間ではそういうのをスケベって言うんだけどな」


「とにかくテメーらと一緒にすんじゃ――」


「へぇ…そうなの」


一護は突如後ろから聞こえた声に慌てて振り向く


「サラ!?」

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