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月に泣く~BLEACH~

第27章 ~拾参~RECOVERY


「わざわざ迎えに言ってくれるとは助かるよ。だがそれまで貴様等が持つのかな?」


「うるせぇよ。余裕かましてやがると後で泣く羽目になるぜ?限定解除!!卍解【狒狒王蛇尾丸】!!」


「ほう…卍解とは久しいね...死神風情が調子に乗りよって…貴様等程度が我等の敵になると思うな!我々は昔から死神を葬ってきたと言うのに…にも拘らずあのような者を!」


「にも関わらずなんだ?」


「いや…貴様には与り知らぬ事だ」


「・・・」


「そうかよ…だがさっきの台詞は聞き流すわけにはいかねぇ。死神風情とか言いやがったな…死神ナメんじゃねーぜ!!」





蛇尾丸の節々がバラバラに砕け辺りに巻き起こる爆風
パタポタと滴る真っ赤な血
恋次の全身からは沢山の血が流れ出ていた


「まだ…終わってねぇぜ…」


「成程…そのようだな」


「…一つ聞いてもいいか?」


「何かね」


「崩玉を使って何をする気だ」


「全ての世界を我手に」


「…それは反逆ってことか?藍染への」


「あの者など我等は認めておらん!!」


藍染の名を聞き、パトラスは明らかに口調を変える


「どうやらそっちは一枚岩じゃねぇって事か」


「死神などが虚圏の支配者になる事なぞあってはならない!」


その時、ドォォォンという音と共に、傷を負ったメニスとアルデゴルが空から落ちてきた


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