第25章 ~拾弐~LIBERATION
「…そろそろヤバいんじゃない?」
久「何が?」
そうしてる間も一護の文句は止まらない
「けど今のオレの霊力なら最低でも5日は堅てぇ!こんな計測イミねーんだよ!!教えてくれよ!虚化の制御ってやつを!
こっちには時間が無ぇんだ!!!オマエえら“仮面の軍勢”の遊びに付き合ってるヒマなんか無ぇんだよ!!」
「やかましい!!!」
「!!」
一護は平子の今までと違う雰囲気に少し躊躇する
「“時間が無い”…やと?【崩玉】の覚醒期間も知らん奴がよぅ言うわ」
「真子………」
「崩玉…だと…?」
平子の発した言葉に一護は目を見開いた
「…待て今、何て言った…?」
「崩玉のことも虚化のこともよぅ知りもせんとゴチャゴチャぬかすな言うたんや!」
「何だよ…何でオマエ崩玉のことなんか知ってんだよ!?」
「知っとるわ 崩玉も 破面も 藍染惣右介も よぅ知っとる…何年も何年も前からなぁ」
(…真子……)
サラはその言葉に胸が締め付けられた