第23章 ~拾壱半~ADVANCE2
「ぎゃぁああぁ!?」
コンの悲痛な雄叫びが部屋中に木霊した
乱「ねぇそんなやり方で出るの?」
恋「お、出た」
そして強制的にコンの口の中から義魂丸が取り出された
乱「ぅ~んなんかイメージ的に汚そう…こんな簡単に義魂丸がでちゃうなんてシンプルって言うか無茶な作りだわ」
「な――ってば!」
恋「なんだよ?」
「オマエらいつ帰んだよ?」
恋「何言ってんだ帰んねぇよ。破面共との戦いが終わるまではこっちにいるぜ?」
「え?いるぜって寝る所とかどうするんだ?言っとくけど家にはこんな人数泊めるスペースなんてねぇからな!」
乱「えぇ~あたしも駄目?」
可愛らしく首をかしげ甘える乱菊に一護は慌てる
「ぅえぇっ!?いや普通に考えたらアンタが一番駄目だろ…つか何で自分はOKだと思ってるのかがわかんねぇよ!」
乱菊は少し考えると制服のさらけ出している胸元のボタンを更に一個外す
「「ぅおおおッ!?」」
「な…何してんだコラ!!ボタン一個はずしても駄目なもんは駄目駄目だかんな!?」
すると次にスカートをちらりと持ち上げる
「スカートちょっと上げても駄目だッ!ちくしょうッそんな誘惑には屈しねぇッ断じて屈しねぇ男だぜオレは!」
「…だったら指の隙間閉じたらどうだ?」
ルキアは呆れた声で一護にツッコんだ