第22章 ~拾壱~ADVANCE
ルキアが話し出そうとしたのと同時に突如聞こえた声
「その声は恋次!?どこだ?」
部屋を見渡してもどこにも姿がない
恋「その話ならオレ達が教えてやろう」
その途端に一護の部屋の電気カバーが外され中から顔を出す恋次達の姿に一護は目を見開いた
「ぅおい!?」
恋「よぅ一護。久しぶり…じゃ、ねぇか」
「て、テメェら人の部屋の電気に何してくれてんだ!?コラッ!!つかサラまで!!」
(よかった…いつもの一護に戻ってる)
サラは一護に目を向けると、一護は慌てて目を逸らした
「ぁ…………」
「電球とかけてみました~❤」
乱菊はペチペチと一角の頭を叩きながら話す
「おい...何をだ」
「頭でしょ?」
「「「ぷっ」」」
「て…てめっ...まさかテメェがそんな事言うとわなぁ!!」
怒りに震える一角はグイッとサラの肩を掴んだ
「ぇ…きゃっ!!」
「おわ…」
その拍子にバランスを崩しベッドの上に倒れこんでしまい、
一角はサラを押し倒す形で覆いかぶさる
「あ…いゃ、その…」
「…………」
ジッと一角を見上げるサラに一角は改めて自分のとっている体勢に気が付いた
サラはニコッと微笑むと一角の頬に手を添える
「やだ一角…皆の前で大胆なんだから…」
「なっ...!!!////」
その言葉に一角は一気に茹ダコのように真っ赤になる
サラの冗談に恋次と一護は赤面し弓親と乱菊は笑いをこらえ悶え苦しんでいた