第20章 ~拾半~EIGHT2
「ならウチが送ったるわ!!」
「ひよ里も女の子じゃない」
「ウチをそこら辺の女と一緒にしたらアカン。近付く男はケチョンケチョンや♪」
「近付く男なんかおらんけどな――」
その瞬間、真子はひよ里に蹴飛ばされていた
「じゃあ行こか!!家はドコやねん?」
「ぇと…居候なんだけど浦原商店って言って…って知ってるよね?」
その瞬間、思い思いに過ごしていた全員の動きが止まる
「アカン…送るのはナシや…」
「せやな~…」
「あんなエロハゲの所に住んでんのかい…悪い事言わん!!早よ出ていき!!」
り「そやな…犯されるで?」
久「てかもうイタズラされちゃってたりして~…」
羅「おいおいエロ本よりすげぇ話だな」
楼「物騒だね…」
拳「テメェ等…いい加減にしろ!!」
「………ι喜助さんイイ人なんだけどな」
「まぁエロ店主が嫌になったらいつでもコッチに来てええでぇ?」
平子はサラの肩を抱き冗談混じりに話す
「その時はヨロシクね♪じゃあやっぱり一人で帰るわ。また明日学校でね真子」
サラが帰っていくと平子は邪険にされていた
鉢「平子サン仲良さそうデスね」
平「サラはな~オレの初恋の相手やねん…」
楼「可愛い子見る度言ってるよね」
り「せや。ウチにも昔言いよったな」
羅「…それって自分が可愛いって言ってね?」
ひ「何やと!?ウチそんな言われた事無いで!?」
皆がギャーギャー騒いでいるなか平子はボソッと呟いた
「今回はマジかもわからんで…」