第20章 ~拾半~EIGHT2
ひ「何やねんお前ら」
楼「いや…」
「ひよ里ありがとう♪」
私がひよ里に笑いかけるとひよ里は腕を腰に当ててふんぞり返った
ひ「こ、こんなんどうって事ないわ。このひよ里様にかかれば皆平伏すってモンじゃボケ!!」
「ええ。頼もしいわね♪」
こんな二人の様子に平子達は呆気に取られていた
羅「ひよ里が落ちたな…」
楼「珍しい事もあるんだね」
平「いや…元々アイツは姉御や母親みたいなのに弱いからな。ほら昔、隊長の曳舟にベッタリやったろ?」
拳「ああ…そういや」
「あっ拳西さん、私が逢いたかったのは幼馴染みが拳西さんに憧れてたからなんです」
拳「はぁ?何だよ…そんな理由かよ…」
久「あー拳西残念そう。サラりんLOVEじゃなくてザンネーン❤」
拳「テメェさっきから…いい加減キレるぞ!?」
白は怒っている拳西を無視し私に話しかけてくる
久「私の事は白って呼んでねぇ?」
「ええ、勿論♪」
羅「あっオレはラブな?」
楼「私は通称ローズだ」
鉢「ハッチと呼んで下サイ//」
矢「ウチはリサや。なぁ今度このエロ本に出てくる格好してくれへん?」
「え?どんな?」
拳「サラ!!お前は知らんでいい」
「そ…そうですか?」
拳「ああ。それと…オレの事は拳西でいい」
久「えーー!?拳西初対面の人に呼び捨てされると100%怒るじゃん!!」
拳「オレがいいっていってんだからいいんだよ///サラ分かったな!?」
「はっ…はい……」
その様子を周りはニヤニヤしながら見ていた
平「さすがマドンナ…こりゃ気をつけんと持ってかれてまうなぁ…」
平子はニンマリと口角を上げた
それから暫くして私は帰ろうとすると真子に呼び止められる
「サラ…解っとると思うけど…」
「ええ、他言無用でしょ?」
「それともう一つ…一護の事や」
私はその言葉に真子に向き直った