第20章 ~拾半~EIGHT2
「テメェ等いい加減にしやがれっ!!!!」
タンクトップにピアスを沢山付けた男。今まで一言も発しなかった男に私は驚いて振り向いた
矢「何や拳西…ボケも解らんの?」
拳「どこがボケだ!!もう少しで見えるトコだったじゃねぇか!!」
久「あ~そんな事言ってちゃんと見てんだ~拳西のスケベ!!」
拳「なっ…テメェぶっ殺す!!!」
そんな中、リサが手を離した隙に私は丈を戻し拳西と呼ばれる男に駆け寄った
「あの…貴方が六車拳西さん?」
拳「あ?ああ…」
私は拳西の両手を握りしめるととびきりの笑顔で微笑んだ
拳「なっ///何だ!?」
「やっと逢えた…私ずっと拳西さんに会いたかったんです♪」
拳「…そ、そりゃどうも///」
平「えっ!?何なんコレ…サラこんなマッチョのドコがええねん!?」
平子は後ろからサラを抱きしめると拳西から引き離す
羅矢「あっズルイ…」
平「オレみたいにモデル体型のが今の流行りやろ?こんなん辞めてオレにせえや」
拳「おい…さっきから...勝手な事言ってんじゃねぇ!!!!」
「あ…あの…」
ひ「このハゲかすぅ!!さっからうっさいねん!!サラが話しとるやろ黙って聞かんかいっ!!」
ひよ里らしからぬ行動に一同静まり返る