第19章 ~拾~EIGHT
「斬魄刀………」
虚にも関わらず斬魄刀を持グランドフィッシャーに驚きを隠せない
「なんだあれ…無茶苦茶なデカさじゃねぇか!!」
《そうじゃ…斬魄刀の巨大さは即ち霊力の巨大さ。お前のその小枝のような斬魄刀では儂の斬魄刀に勝てぬのは血目祈だ小僧!》
「そうかい。それじゃぁいっちょやってみるか!」
「おいっ一護の親父!!…サラさん見てないで一緒に…」
「ダメ…私は手を出せない。これは一心さん、父親の戦いだから…」
その言葉に一心は微笑むと向かってきたグランドフィッシャーを一瞬で切り捨てる
《何…?話が――》
「基本から教えておいてやろう。隊長クラスの死神は全員斬魄刀のサイズをコントロールしてるんだよ。でねーとどいつもこいつもビルみてーな刀を振り回す事になっちまう。今のお前みたいにな
憶えとけ…斬魄刀のデカさで相手の強さは計れねぇ 死神語るのはそれからだ」
一心により斬り捨てられたグランドフィッシャーの姿はそのまま跡形もなく消えていった