第19章 ~拾~EIGHT
代行証が鳴り一護は虚発生場所に向かうと直ぐ様、虚を斬った
「はぁ…あっけねぇなぁ」
あっという間に虚を昇華させた一護はガシガシと頭を掻きながら振り返ると大きな声が聞こえた
「あぁ―!!な、なな何者だ貴様ぁ!」
声の主は死覇装姿のアフロの死神
「死神みたいな格好しよって怪しい奴!」
「あ?何だオマエ…」
「え俺?俺の名は車谷善之介。何かの罪でしょっぴかれた朽木ルキア女史の代わりにこの地区を任せられたエリート死神なのだ。どうだ?チビったか!?」
「オレは黒崎一護、死神代行だ。ほら代行証」
一護は浮竹に貰ったドクロの代行証を車谷に見せた
「なに?何だそれは!?代行証?そんなものは見たことも聞いたこともだいこうしょー!」
寒いギャグを言いながら車谷は大爆笑し始めた
「何だこれ全然約にたたねぇじゃねぇかι」
代行証を眺めポツリと呟いた一護の背後に迫るひとつの影…
「クス」
「!?」
それは転校生の平子真子
平子は持っていた刀を鞘から抜いた