第19章 ~拾~EIGHT
「そういや織姫、親戚の家はどうだった?」
「あたし?とっても楽しかったよ。いろんな事があったし」
「へぇ~いろんな事って?」
「え?えっとねぇ変なところに行って…」
一茶雨「「Σ!?」」
「変なところ?」
「うん。ソコは一見すると江戸時代みたいな刀を持った人の町なんだけど言葉を喋る猫さんが居てそしたらその猫さん女の子になっちゃってぇ…」
「はいはい。わかったから二学期もその調子で頑張ろ~う」
焦った三人を他所に竜貴は織姫の頭を撫でサラは織姫の性格を知ってかニコニコ笑っていた
「ぅん?何それ?」
竜貴の目線は一護の制服の裾辺りのお守りに向く
「あぁこのお守りは…」
「それじゃなくてそっちのドクロがどうしたのかって聞いてんの」
竜貴が指差したのは尸魂界で浮竹から手渡された死神代行証
「あぁこれか?これはえぇっと…って竜貴オマエこれが見えるのか?」
竜「ん?何それどういう――」
「お――す!」
そこへ担任の越智先生が入ってくる
「オラァ!席つけ野郎共!!お――し!みんなそろってるな感心感心!!大島と反町がいないけどあいつらはヤンキーだからまぁいいか!絶対元気だろ!」
一同がその教師らしからぬ発言に心の中でつっこんでいると越智はまた話を始めた
「そんじゃステキなお知らせだ。今日は転入生を紹介するぞ!」