第18章 ~玖半~UNTIL2
上がる息でサラは修兵を見上げる。その瞳に修兵の必死に保っていた理性が遠のいていく
「オレ…もぅ止めれねぇから…」
修兵はそう呟くと再びサラに口付けた
再び重ねられた唇は更に激しく舌を絡めては卑猥な水音を立てた
少しずつサラの身体の力が抜けて行くのを感じると、修兵は腰に回した腕に力を込めた
唇を離し耳にも口接けを落として行くとビクッと震える身体に笑みを浮かべる
「感じた?」
「ッッ…やぁ‥///」
耳元で話す声と息が直接響いたのだろう。先程とは違う艶やかな声が上がる
「耳弱いのか…」
逃げられない様に片方の腕で頭を押さえると耳を集中的に舌で弄り始める
「…あっ…いやぁッッ///」
「その表情すげぇやらしぃ…」
修兵は力が抜け動けないサラを抱きかかえて寝所へと運び布団に組み敷いた
「サラ…」
「しゅうへ……ダメ…」
愛おしそうに呼ばれる声にサラはうっすらと瞳を開けると、修兵はそのトロンとした表情に欲情する
「そんな表情で見られたら余計止まんねぇよ…///」
修兵はサラの着物の合わせを開く
雪の様に白い肌、見た目よりも豊かな胸にゴクッと生唾を飲むと露わになった胸にそっと優しく触れる
「すげぇ綺麗…」
両手で包み込む様に愛撫すると時折恥ずかしそうに甘い声が漏れる
指をまばらに動かし擽る様に揉み上げると身体をビクッと反らせる
「…あぁあぁっ!!やぁ…///」
サラの弱々しい抵抗の声も修兵にはゾクゾクと背筋から感じる心地良さでしか無かった