第17章 ~玖~UNTIL
一護達が先に現世に帰る日、一護を呼びに私は十一番隊へと足を運んだ
「ようし次!!オラオラどうしたテメーら誰も来ねーのか 腰ヌケども!!」
稽古をつけている一角。隊員達はその熱血漢から相手をするのを嫌がっていた
「しょーがねぇなぁ、そんじゃいっちょオレがいくぜ!」
「ほう…いい度胸だな一護。いいのか?病み上がりだろうが手加減はしねーぞ」
「病み上がりはお互い様だろ!つーか別に病んでねぇよ。ケガしてただけで」
「バカかてめぇは。ケガして治ったばっかなのも病み上がりって言うんだよ!」
「言わねーよ!」
「じゃぁケガして治ったのは何て言うんだよ言ってみろよ!!」
「そりゃお前…知らねーけど…」
「ほれみろ 知らねーじゃねーか!!国語勉強し直せボケ!!」
一
「ンだと!?テメーこそ頭剃ってばっかで何も入ってねーくせによ!!」
「あァ!?じゃぁコイツで勝った方が正しいってことでどうだ!!!」
「おーし来い!!!オレは国語が一番得意なんだっつーコトを思い知らせてやるぜ!!」
「一護っ!!やっと見つけた。もうすぐ穿界門開くみたいよ?」
二人が言い争っているとサラが入って来る
「おーサラ!!今からコイツと知能を懸けて勝負すんだ。ちょっと待ってくれ」
「知能?」
私が首を傾げていると急に背中に重みを感じた