第16章 ~㭭半~LIMIT2
すると今まで反膜に弾かれていた鬼道が藍染の肩を掠め血が飛び散った
東「藍染様!?」
それを最後に腕は力を失い地面に伏しサラは動かなくなる
乱「サラ……サラ!!」
「素晴らしい…この傷は君の勲章として受け取っておこう…さよなら死神の諸君 さよなら旅禍の少年 そしてハルカサラ…生きていたらまた逢おう…」
そう言い残し藍染達は大虚共々裂目へと消えていき裂目が塞がると元の空が姿を現していた
藍染達が去った後、双極の丘では四番隊が率先し怪我人の治療に当たっていた
伊「極めて重傷だ!浄気結界を張れ!!第八段階までの施術が完了次第、順次綜合救護詰所へお運びしろ!!」
四番隊第三席の伊江村が指示を廻していると卯ノ花が颯爽と現れる
伊「お疲れ様です卯ノ花隊長!!日番谷隊長と雛森副隊長のご容態は…」
「とりあえず一命は取り留めました。後は本人達次第でしょう…今は勇音が引継ぎ処置を行っています。…残っているのは?」
伊「はっ!!朽木隊長と旅禍の少年……それとハルカサラ殿です。ハルカ殿はかなり危険な状態で意識が混濁しておりまして……」
俯き話す伊江村に卯ノ花は状況を確認する
一護は織姫が治していて白哉は大方治療を終えていた