第13章 ~漆半~GO2
「ど、どうしたの一護・・・」
「…どうしたって何が?」
「いきなりこんな事…///」
「そんな格好して煽ったのはサラだろ?……もう少し男に慎重にならねぇとこんなんじゃ済まねぇぞ」
オレはそう言うとサラにタオルを頭から被せる
「ご…ごめんなさい。私…」
「いや…オレも急にあんな事して悪りぃ///」
オレはサラをそっと抱きしめる
「あ…あの、一護…///」
珍しく照れているサラにオレは思わず笑みを漏らす
「フッ…何だよ?」
「よ…夜一さんが見てる…」
その言葉通りオレがおそるおそる目線をずらすと夜一さんがニヤニヤしてこちらを見ていた
「ほぅ…結構やりおるのう?一護」
「わあああぁぁぁ///!?」
夜一に一部始終見られていた一護はそれから暫くの間、叫び声が部屋中に響き渡っていた
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その騒動から落ち着くと一護はある疑問を投げ掛ける
「…なぁ…浦原さんって何者なんだ?尸魂界にはやたら詳しいし色んな道具作っちまうし…」
「何じゃ…彼奴まだ話しておらんかったのか。いいじゃろう。ここまで来て隠す必要も有るまい…彼奴は先代護廷十三隊、十二番隊隊長にして技術開発局創設者だった男じゃ」
「なッ!?じゃあココも...」
「此処は彼奴が隊長で儂が隠密機動におった時の二人の秘密の修行場じゃ」
「どうりで…浦原商店の地下と似てると思った…」
「当然じゃ。彼処は此処を真似して作ったモノじゃからのう」
「へぇ…そうだったの…」
サラは羨ましそうに穏やかな笑みを浮かべ辺りを見渡していた
「しかし、ここといいあそこといい随分だだっ広いトコだな…作ったってどうやって…?」
「…昔から喜助は秘密裏に悪さをすることが病的にうまかったからのう…」
「喜助さんらしいわね♪」
「…なんか解るι」