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月に泣く~BLEACH~

第11章 ~陸~AWAKE


爆炎と煙幕の中から、虚の仮面を付け死神の姿をした一護が現れる


ジ「死覇装に…仮面…虚なのか死神なのかどっちなんだよ!?」


一護は鞘から斬魄刀を抜くと、自分の仮面を砕き顔が現れる。それは紛れも無く死神化した一護であった


「黒崎さ~ん!!死神に戻れたじゃないッスか!!レッスン2クリアっス!!」


「やかましい!!」


一護は斬魂刀の柄で喜助さんの目を殴った


「目が痛い!!」


「…オレが生きて戻ったのがテメェの運の尽きだぜ…オレは誓ったんだ!!生きて穴から出たら必ずテメェを…ぶっ殺す!!!!」


喜助さんを追いかける一護にサラは思わず呟く


「一護…本当に良かった…」


サラは今にも泣きそうな顔をしており、手を握りしめていたのか掌には血が滲んでいた


「オマエ…どんだけ力入れてたんだよ!?血ィ出てんじゃねぇか!!」


「そんな事はどうでもいい、本当に…死んじゃうかと思ったんだから…」


「…ごめんな、心配かけちまって…」


一護はサラの手を優しく握りしめる


「へぇ…随分余裕ッスね…」


「なっ///別に―――」


「じゃあ丁度いい…このままレッスン3に入っちゃいます!!レッスン3はなんと時間無制限!!斬魂刀を使ってアタシの帽子を落とせたら…」


一護は喜助さんが言い終わる前に攻撃を仕掛け、喜助さんの帽子が揺れた


「……へぇ」


「本気出しゃまだこんなもんじゃねーぞ!!時間無制限なんて悠長な事言ってねえで5分で片付けようぜ!!」


「…そっスね。それじゃ5分で片付けてみましょうか」


そう言うと喜助さんは杖の先から切っ先を出し一護に斬りかかった

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