第10章 ~伍半々~NEW3
「ふぅ…何とか倒したな」
「あぁ。これで君との協力も決裂―――」
私は闘いを終えた二人の前に歩み寄ると二人の頬をひっぱたいた
ル「サラ!?」
「どうしてもっと早く協力しないの!?雨竜が撒き餌をしたせいで…一護が後先考えず挑発に乗ったせいでどれだけの危険が及んだと…一護も雨竜もちゃんと人の気持ちが解るのに…」
私は目に涙を溜めて二人を睨んだ
「サラ…わ、悪かった。…ごめん」
「済まない…怪我までさせてしまって…」
「怪我なんてどうでもいい…反省してくれたらそれでいい...二人が協力してくれて本当に良かった」
安堵から静かに微笑んだ私を見て二人が顔を赤くしていたのを私が気付くコトはなかった
「石田…オマエでも赤くなるんだな///」
「なっξ黒崎なんて鼻の下伸ばしてるじゃないか!!///」
「何だよ!?このムッツリ眼鏡!!」
ル「何をやっているのだυ」
「何だ…仲良いじゃない」
「「良くない!!!」」
―――――――
隠密機動より中央四十六室へ
行方不明及び重禍違反者一名発見
東梢局 十三番隊所属
朽木ルキア