第10章 ~伍半々~NEW3
昼休み、教室でお弁当を食べていた私はふと気配を感じて窓を見る
「………?」
織「サラちゃんどうしたの?」
織姫達も私につられ窓の方に眼を向けると、いきなり橙色の髪をした人物が現れた
「ここ…1年3組であってるよな?」
全「「「ギャーーーーーッ!?」」」
た「あ…ッあああんた!!今どうやって上がってきたのよッ!?」
「どうやって?今見てたろ?跳んで上がってきたんだよビックリしたか?」
「……………!!」
その一言にザワザワと教室内がざわめくのに、一護は御満悦な顔を浮かべた
(かぁ~!男も女もクラス中の視線がオレに注がれてるぜ!! 皆、オレの事すげぇって思ってるんだろうな。たまんねぇ!!)
そんなクラスの反応にニンマリとした一護は周りをキョロキョロと見渡す
「(しっかし、このクラスの女子のレベルは高ぇなぁ…どいつもこいつも並以上じゃねぇか!!)…初めましてお嬢さん、ボクにお名前を教えて下さいな♪」
そして目の前にいた織姫の手の甲に軽くキスを落とした
た「ちょ…ッ 一護あんた!?」
たつきが詰め寄るよりも早く私が一護の前に近寄った
「(うわ~...凄ぇ美人///)どうしました?美しいお姫様♪」
「あなたは誰?」
「……へぇ」
そう言うと偽者の一護は私を強引に引き寄せると唇を奪った