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月に泣く~BLEACH~

第9章 ~伍半~NEW2


その日の夕方、オレが家に帰ると病院が慌ただしいのに気が付いた


遊「どいてどいてお兄ちゃん!!」


「どうした遊子?何慌てて──」


夏「一兄邪魔邪魔!!」


「な…何の騒ぎだこりゃ!?」


遊「事故!!そこの十字路で交通事故があったの!!」


「本当か!?親父、オレにも何か手伝えること―――」


「ねぇよ!!邪魔んなんねぇように隅っこで縮こまってろ!!」


一心に凄まじい剣幕で怒鳴られオレは邪魔にならないように隅っこに座り落ち込んでいると、大きな体の男を支えたサラが医院の扉から入ってくる


「サラ!?それに…チャド!!」


茶「ム…一護…?」


「チャドが近くで倒れてて…早く傷見せて?」


サラに言われチャドは診察台の上に座りシャツを脱ぎ傷口を見せた


遊「うわ…すごいキズ…」


オレはチャドの傷口から虚の気配を感じ、安静にするように告げるがチャドは聞く耳を持たずに帰ろうとするが、酷い傷がたたって倒れてしまった


オレはチャドの事を心配しているサラを宥めて帰らせると、ルキアに虚の事を報告しに部屋へと戻って行った


次の日、親父の声が部屋中に響き渡る


「大変だ一護!!チャド君が居なくなった!!!」

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