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月に泣く~BLEACH~

第8章 ~伍~NEW


それから沢山の話をし、夕食を食べ終わった頃、空の異変に気付く


遊「あれ?カーテンしてて気付かなかったけどすっごい雨!!」


夏「本当だ…サラ姉今帰るの無理なんじゃない?」


「そうだねぇ…でもこれ以上遅くなると心配しちゃうかも」


「でも段々酷くなってるしなぁ…サラちゃん泊まってくか?」


「え?そんなご迷惑じゃ…」


「何言ってんの。サラちゃんならいつでも大歓迎よ。お家に連絡入れときな?」


「いいのかな…一護…」


「一家の主がいいって言ってんだ。別に構わねぇよ」


「そっか。じゃぁお電話お借りしますね?」


私は電話を済ませ皆の元へ戻ってくる


「お家の人大丈夫だった?」


「はい(電話の相手テッサイさんだったけど)」



遊「やったぁ♪お姉ちゃん一緒にお風呂入ろ?」


「なら一護、寝る時の服貸してやれ」


「おう」


時間が過ぎ、寝支度を済ませ居間で一護と寛いでいると一心さんがやって来た


「あ、言ってなかったけどサラちゃんは一護の部屋で寝てね?」


「はぁ?親父何言って…」


「だって遊子と夏梨はもう寝ちゃったし。お前の押入れの布団出せば問題ねぇじゃねえか…」


「そういう問題じゃ...」


「じゃあおじさんと一緒に――」


「絶対ダメだ!!サラっ部屋行くぞ!!」


「あっ待って一護…一心さんおやすみなさい!!」


「おやすみ~……」


部屋に向かう二人を見て一心はニヤッと口角を上げた


部屋に入ると一護はそそくさと押入れから布団を取り出しベッドの脇に敷き出す


「よし、これでよしと...お前ここな?」


「うんありがとう…一護の部屋って綺麗ね?」


「そうか?皆こんなもんだろ」


「男の人の部屋入った事ないからわかんないけど綺麗な方だと思うわ」


「男の部屋…」


(今サラはオレの部屋にいて俺の服を着ている…そして二人きり...)


「一護?」


「(やべっオレ何考えて…)なっ何でもねぇ!!もう寝るぞ!?おやすみ!!」


「うん…おやすみなさい♪」


サラはそそくさと布団を被ったオレに挨拶すると、すぐに寝息を立て始めた
オレも緊張のせいか、早々に眠りに落ちていった


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