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月に泣く~BLEACH~

第8章 ~伍~NEW


一護との再会もあり私は急速にクラスに溶け込んでいった。
中でも一護とは特に仲が良く、よく行動を共にしていた



「…あのさ、今日家に来ないか?」


「え?」


水「へ~公衆の面前で女の子を家に誘うなんて案外大胆なんだね?」


「違げぇって////妹達が会いたがってんだよ」


「そっか…ずっと外出禁止だったからまだ会いに行けてなかったよね」


啓「外出禁止って...サラちゃん家ってそんな厳しいの?」


「全然、凄く優しいの」


啓「じゃ何で?」


「ん~ちょっと過保護なのかも…」


「....でどうする?」


「行く♪わ~楽しみっ皆元気かなぁ?」


ニコニコしながら帰りの支度をするサラに一護の顔は自然と綻ぶのを水色は見逃さなかった


水「…何かが起こるかも」


啓「何かって?」


水「さあ?」


――――――――


「ただいま~連れてきたぞ~…」


夏「サラ姉♪」


遊「お姉ちゃんいらっしゃ――」


一心「サラちゃーん♪」


黒崎家に着くと遊子と夏梨より先に一心がサラに飛び付いてくる。それを一護は蹴り落とした


「ウゼぇ!!サラに触んな!!てか何で家にいんだよ!?」


「サラちゃんが来るのに仕事なんかしてられるか!!そんなもん休診じゃボケッ!!」


「そんな理由で休みにしてんじゃねぇよ!!!」


「あっサラちゃんいらっしゃ~い♪今日は夕飯食べてってね~♪」


「テメェ…」


「ふふっお邪魔します一心さん。遊子と夏梨もこんにちわ♪来るの遅くなってごめんね?」


遊「ううん!!今日はいっぱい話そうね~♪」


夏「遊子特製のカレーもあるんだから!!」


「本当?すっごく楽しみ」


サラは居間に入ると真っ先に遺影に向かう


「真咲さんこんにちは!!」


「サラ?」


「前に来た時もああやって話しかけてくれたんだ。本当にイイ子だよサラちゃんは」


手を合わせ遺影に語りかけるサラに皆優しい気持ちになった



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