第8章 ~伍~NEW
教室に入ると何人か生徒が来ていて私は中を見渡す。するとある女子生徒が団体で話しかけてきた
「ボンジュールマドモワゼル❤お名前は?」
そう言って一人の女が腰に抱き着いて擦り寄ってきた
「きゃっ!?…ハルカサラ」
すると急に抱きついた女は何者かに吹っ飛ばされ私は自由になる
「ぇと…大丈夫ですか?」
「お初にお目にかかります…私この度同じクラスとなりました宝生千鶴と申します…てか何て事すんのよ暴力女!!」
「さっきと同じ事してんじゃねぇ!!!あの子に何するつもりだったんだよ!?」
すると千鶴は私の頬を両手で掴み顔を近付ける
「サラ…私の新たな女神に相応しいなんてたおやかに御芳名なの 」
「やめんかっ!!!変態女!!」
再びド突きあいになり私はその場に取り残される
すると一緒にいた茶髪の女の子が話しかけてきた
「びっくりしたよね?さっき私もされちゃったんだ。サラちゃんだっけ?」
「うん。よろしくね♪えっと…」
「私は井上織姫。で、千鶴ちゃんを殴ってるのが有沢たつきちゃん!!たつきちゃん強いんだよ~空手やっててね...」
「そうだ!!止めないと…」
私と織姫は二人を止めに入る
「たつきちゃんそれ以上やると死んじゃう~!!」
「えっと…千鶴大丈夫?」
「女神が私の名前を…好き!!」
千鶴は叫びながら私の胸を鷲掴みする
「えっ!?」
「いい加減にしろ万年発情期女!!…サラだっけ?気をつけなよ、こいつマジで危ないから」
「何よ!!だって織姫に負けないいいモノ持ってるのよ!?サラって着痩せするのね…触って初めて分かるこの隠れ巨…」
「死ねっ!!!!!!」
「ダメだってたつきちゃんたらー!!!!」
その光景に私はクスクスと笑みを溢す
「同じクラスで良かった♪これからよろしくね皆!!」
そのにこやかな表情に三人は動きを止める
「「こちらこそ♪」」