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月に泣く~BLEACH~

第8章 ~伍~NEW


入学式当日


「サラ殿、遅れますぞ!!」


「はーい」


真新しい制服に身を包んだサラが階段を降り居間へと入ってくる


夜「ほぅ…似合っとるぞ」


サラの制服は灰のブレザーで赤いリボンで胸元をあしらってあった


「ちょっと短いかなぁ?」


その姿に思わず笑みが零れる喜助は口元を扇子で隠す


「(想像以上ッスね…)いや、最近の女子高生はそんなもんでしょう」


喜助はそう言ってサラの腕を掴み強引に自分の胸元に押し付け抱きしめる


「え?どうしたの喜助さん!?」


「やっぱり反対ッス!!こんなに可愛いサラさんを猛獣の巣に行かせるなんて…」


「も…猛獣?大丈夫だよ喜助さん…ね?」


優しく喜助を見つめて微笑むサラに喜助はそっと手を離した


「…気をつけて///」


「はいっ気をつけます♪じゃぁいってきまーす!!」


サラの後ろ姿を見送りながら夜一が呆れた声を出す


「だらしのない顔じゃな…鼻の下がのびておるぞ喜助」


「いいんスよっ♪なんていったって私は【ハンサムエロ店主】なんスから♪」


「はあぁ……υ」





空座第一高等学校


サラはクラス割の表を見つめ自分の名前を探していた
そんな姿を男女問わず新入生や在校生が赤い顔をして見惚れていたが、サラは全く気付かない


「あった1年3組♪」


そしてクラスを確認し終えると教室に向かって歩いていった

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