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月に泣く~BLEACH~

第8章 ~伍~NEW


倒れそうになった私はオレンジ色の髪をし制服を着た青年の胸に収まる


「あっ…ごめんなさい」


私は抱きとめられているのを悪く思い、すぐに退こうとするが彼の手が自分を固定していて動けない


「?」


青年の顔を覗くと目が合うが、彼はそのまま動かない


「あの…?」


「あぁ…悪りぃ。いきなり扉を開けて悪かった」


いきなり手を離し彼は先程の事が無かったかの様に普通に接する


「いぇ、支えてくれたお陰で倒れないですみました」


私が微笑むとスッと目を反らし中へと入っていく


「ただいま~…」


「遅いぞ一護!!今何時だと思ってるんだ!?」


「まだ6時前じゃねえか…υ」


「今日は大変だったんだぞ?もう少しでご臨終だったんだから!!」


「はぁ?」


夏「親父省略しすぎ…遊子が車に引かれそうになったの。んでサラ姉が助けてくれた」


「サラ姉?」


「あっ私がサラです」


「そうか…ありがとな」


「いぇ…じゃあ帰りますね」


私は軽くお辞儀をすると改めて出ていった


遊「何かお兄ちゃんいつもと違くない?」


「そうかぁ?別に変わんねえけど」


「(ほぅ…)…一護!!途中までサラちゃんを送ってこい!!」


「はぁ?何でオレが―――」


「妹の一大事にいないお前にバツだ。ほらさっさと行ってこーい!!」


一心は無理やり一護を家から追い出した


遊「お父さん急にどうしたの?」


「一護に早めの春がやって来たのだよ♪」


夏「なるほど…」


遊「どういう事?まだ冬だよ~?」

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