第7章 ~柶半~CHANGE2
零番隊
主な任務は王族特務、少数精鋭の部隊を創るべく今まで隊長のみで構成されていたが、この日ついに零番隊に部下がやってくる
天「本日より零番隊副隊長となる天貝繍助です」
貴「第三席の貴船理です」
真「第四席、一ノ瀬真樹」
藤「第五席の宮能藤丸です。ヨロシク!!」
ま「同じく第五席の宮能まつ梨です。宜しくお願い致します」
「知ってるかと思いますが隊長のハルカサラです。皆さんこれから宜しくね」
サラの笑顔に一同が見惚れる
天「いやぁこんなに若い隊長の下で働けるなんて光栄だなぁ。僕なんかもうオジサンで…」
「天貝さん充分お若いですよ?貴船さんは元々天貝さんの部下だったとか」
貴「えぇ、天貝さんに頼んで連れてきて貰いました」
「そうですか。一ノ瀬さんは…十一番隊ですか」
真「更木に付いていけないんで転属願いを出したら此処に」
ぶっきらぼうな言い方に一同苦笑いを浮かべる中、サラは静かに笑みを返す
「成程…でも私は一ノ瀬さんに来て貰って嬉しいですよ?」
真「そりゃ…どうも////」
「そして双子の藤丸君とまつ梨ちゃんね」
藤「はいっ!!五番隊から来ました。サラさんって呼んでもいいっスか?」
「えぇ♪何でもいいですよ」
ま「すみません。藤丸ちょっと常識なくって…お守り役で私も零番隊に」
「楽しくていいじゃない。人数も増えたからこれから忙しくなるけど頑張りましょう。そして私を支えてくれるとありがたいです」
サラの言葉に皆しっかりと頷いた
「なら私も貴方達の支えになります。どんな事があろうと貴方達の味方ですからそれを忘れないで」
その言葉に皆が心を射たれ忠誠を誓った
そんな零番隊は、サラの類まれなる采配の上手さと、人柄の良さから一目を置かれる隊に成長していった