第6章 ~柶~CHANGE
今日は六番隊の手伝い。私は白哉と執務室で書類整理を行っていた
「ねぇ…白哉。副隊長の銀さんは?」
「…あやつは副業を始めた故、この時間はいつも居らぬ」
「副業?」
「何でも眼鏡屋をしているとか…」
「そう…でも白哉一人だと大変じゃない?」
「私は大変などと思った事は一度も無い…あやつの好きにするといい」
「優しいのね」
「…何故そうなる」
「白哉は寡黙だから誤解されがちだけどちゃんと相手の事を考えれる優しい人だわ。まぁちょっと不器用だけど(笑)」
「そうか……」
白哉は不意に立ち上がると扉に向かう
「どこか行くの?」
「書類を提出してくる。後は頼む…」
そう言って部屋を出ていった白哉に私は呟いた
「白哉って照れると全く目を見ないのよね…ほんと不器用(笑)」
―――――――
「よしっ終わった~♪」
私は書類を書き終えると、大きく伸びをする
「ん~…眠くなって来ちゃったな…」
私は欠伸をするとソファーに転がった。そしてすぐに深い眠りに落ちていった