第6章 ~柶~CHANGE
砕「なっ!?始解だと!?違反だ大前田ッやめろっ!!!」
大「隊長は黙っててくれっ!!この野郎…!?」
禁止されていたにも関わらず始解し、サラに向かって振り下ろした大前田に誰もが止めに入ろうとした時、
大「う、動かねぇ!!お前...素手で俺の五形頭を…」
巨大な鉄鎚に変化した大前田の斬魂刀を、華奢な腕一本で止めたのである
「…大前田さん、私この話が来た時に決めたんです。皆が認めてくれる隊長になろうって。だから此処で負ける訳にはいかないんです」
そっと手を離すと、鉄鎚が地面にめり込んで落ちる
「貴方が認めないというなら...認めてくれるまで何度でもお相手します」
そして鋭い目線を大前田に向けると大前田は腰が抜け尻餅を突いた
大「ま……参りました」
山「そこまでじゃ!!残り七名全員の承認を得た為、十番隊第五席ハルカサラを零番隊隊長に決定とする!!」
その瞬間サラは穏やかに微笑んだ