第6章 ~柶~CHANGE
山本の掛け声と共に選出者は私の周りにジリジリに散る
修「まさかこんな形でオマエと闘うなんてな…隊長なんて凄ぇじゃねぇか」
「…まだ分かんないじゃない」
イ「いや、サラさんが僕より官位が下なんておかしいと思っていたんだ」
恋「オレもだ…サラは霊術院の頃から強かった」
射「何じゃ、そうなんか阿散井?」
大「そうかぁ?全然強そうに見えねぇが」
「..........」
イ「…でも僕達だって手加減はしないよ?全隊長が見てるし僕達の実力を知って貰う機会でもあるんだから」
恋「確かにそうだな…てな訳で一時間しかねぇ事だし最初から本気で行くぜっ!!」
そして私にとっては悪条件の闘いは始まった
皆が斬りかかってくるなか、私は次々に交わしていく
乱「ちょっと~!!アンタ交わしてばっかじゃなくて少しは反撃しなさいよ!?」
隣で叫ぶ乱菊に冬獅郎は呆れた目を向ける
冬「松本…オマエ何処から湧いて出たんだ?」
乱「やだ隊長、何でこんな大事な事教えてくんないんですか?」
冬「教えなくても来ただろうが...いいからしっかり見てろ」
反撃こそされないが皆、後少しの所で刀から逸らされ、サラに傷を負わす事すら出来ないでいた