第11章 内密*
髪を乾かし、リビングへ戻ると着替えを済ませ眠りに落ちた日菜乃を見つける。
「寝たのか-?」
「よく悶々とした状態で寝られるよな。」
「俺なら絶対に無理。」
横抱きにして、先ほど見つけたベッドルームへ。
足で掛け布団を捲り、寝かせるとはだけた服から腹が見える。
知りもしないオトコの存在を思い出し、はだけた肌に舌を這わせる。
「ん……」
今度は強く肌を吸い上げれば、赤いシルシが浮かぶ。
「どんな反応するんだろうな?」
「………何言ってんだか…」
苦笑しながら、布団を掛けて部屋を出た。