• テキストサイズ

逢ふことの(裏)~声優さんと一緒~

第60章 還御


『明日は能登さんが早く出掛けるそうなので、朝のうちに帰ります。』

『お迎えは…お願いしちゃっても大丈夫ですか?』

『ワガママ言った上に甘えてしまってすみません。』

そう送れば、すぐにメッセージが返ってくる。

『早いなら尚更』

『能登さんのマンションの前まで迎えに行くね。』

『じゃあ、明日の朝に。』

『時間は後でも大丈夫だから連絡してね。』

『明日会えるのが待ち遠しい。』

『早く明日にならないかな。』


はっきり言えば、胸の奥には何かが燻っているけれど。

ずっとここにはいられない。

/ 549ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp