• テキストサイズ

逢ふことの(裏)~声優さんと一緒~

第44章 拈華


「やっぱりステーキは食べたいですよね。」

「さっきから、食べ物の話しばかり。」

「だって…まだ3時間しか経ってないし。先が長ーい。」

「映画でも観ればいいでしょ?」


私のマネージャーは基本的に口が悪い。

森本さんもストレートに言う人だったな。

今頃何してるのかな。

噂によると所属声優も数人いるらしい。

上手く行ってるのかな。



窓の外を見ると月が見えた。

良い天気。

向こうも晴れてるといいな。

「そろそろ寝ようかな。」

「是非、そうしてちょうだい。」

ブランケットを首元まで引き上げ瞼を閉じる。

「おやすみなさーい。」

「はい。おやすみ。」
/ 549ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp