第10章 見えない‥
「そうだ安倍さん!今日モジャ家に泊めてもいいですか?」
「あ?なんでだよ」
「ダメですか?」
「‥好きにしろ」
「やったぁ!モジャ」
里奈はモジャを抱きしめた
「あ!そうだ安倍さん」
「私手首の幽霊みました」
里奈は青ざめながらいった
「は?」
「私の服を掴んでたんです!!手首が‥」
「多分それ俺だ」
安倍いわく扉をあけて掴んだら里奈の服だったらしい
「幽霊じゃなかったんですね‥よかった‥」
里奈はホッとした
すると何かの気配を感じた
「どうした?」
「安倍さん‥なんか今誰かがいる気配を感じました」
「気のせいじゃねぇか?」
この時はまだ気のせいだと思っていた