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不機嫌なモノノケ庵〜不機嫌な主に恋をした〜

第9章 ノボウ


「は?どこがだよ」

「なんていうか‥いいコンビっていうか‥」

禅子はそういうと笑った

「だってどっちかに何かあったら困るでしょ?」

「それよりノボウ殿はまだか?」

「安倍の今無視したでしょ?」

「してねぇよ‥」

話しているとノボウの姿が

「ノボウさん‥!!」

「やりましたね」

「あなたがたのおかげです。ありがとうございます!隠世に払っていただけますか?」

「もちろんです」

安倍は隠世を開いた

「ではまたどこかで」

「ノボウさんまたね!」

「はい」

すると禅子の父親がやってきた

遅いから心配したのだろうか

「うちの娘をいつまで‥」

「もう終わったから帰るとこだよお父さん」

「何してたのかいえ!」

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