第9章 ノボウ
「それは‥」
「ノボウ殿!ここから離れる覚悟をして下さい!!」
「‥わかりました‥しかし時間がかかってしまうかもしれません」
「「待ちますよ」」
里奈と安倍は驚きお互いを顔をあわせた
「ノボウさんがくるまで待ってますから!」
「わかりました‥安倍殿‥里奈殿ありがとうございます」
ノボウはうれしそうだ
「さきいってますよ」
「はい」
禅子は里奈の姿をみつけると駆け寄ってきた
里奈は事情を説明した
「そうなんだ‥」
「モジャ‥もう少し待ってね」
モジャは頷いた
「ノボウさん‥」
「まさかお前と声が被るとはな‥」
「気持ちは同じってことですよ!安倍さん!!」
「里奈と安倍はいいペアだよ」