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不機嫌なモノノケ庵〜不機嫌な主に恋をした〜

第9章 ノボウ


するとモジャは大きくなってしまった

「モジャー!!」

「ケダマと一緒に待っててくれ」

禅子は頷いた

「行くぞ俺から離れるなよ?」

「はい!」

中へ入って行くと妖怪が立っていた

「おや?人間ですか?久しぶりです!人間に会うのは」

「どうやらこの妖怪がこの現象を生み出しているようだな」

「ノボウと申します」

「私は里奈ですこっちは安倍さんです」

「私を隠世に払っていただきたいのです!」

だが安倍は首を振った

「臭いが強すぎて隠世をひらけません‥」

「じゃあどうしたら‥」

「ここからでてもらうしか‥」

「わかりました‥そうしましょう」

里奈はノボウをひっぱると足が抜けた

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