第8章 居場所
「あれ?金髪の兄ちゃんは?」
「帰りました‥そろそろ下来て下さい」
それだけいうと里奈はリビングに向かった
「今日は腕をふるったよ」
今日の夕飯は豪華だ
「里奈ちゃんたくさん食べてね?」
(仲良くなんて無理だよ‥)
里奈は何も言わずご飯を食べた
「里奈ちゃん口あけて?」
「嫌です」
「こら里奈!」
「大丈夫よ。怖がらないで?」
「‥はやく食べなさい!里奈」
里奈は唇を噛み締めた
「いらないの?」
里奈はすこしだけたべて部屋にむかった
「もうやだ‥なんで仲良くしなきゃいけないの?私のお母さんはただ1人なんだから‥」
里奈はため息をついた
「どうしたらいいんだろう」