第8章 居場所
楽しい時間はあっという間に過ぎ夕方になった
「そろそろ戻るぞ?」
「‥そうですね」
里奈は元気がない
「一緒に‥なんて無理ですよね?ははは‥」
「無理だ‥だがお前の部屋にモノノケ庵開いとくから何かあったらこい」
「安倍さん‥」
「一人じゃ怖いならモジャつれてくか?お前が来るまでまっててやるよ」
「一人で頑張ってみます!」
里奈は部屋を後にした
(負けんじゃねぇぞ‥)
『今‥負けんなって言ったでしょ?心の中で』
「言ってない‥」
リビングに向かうと夕飯の準備をしていた
「里奈夕飯もうすぐできるからね!あ!お兄さん呼んできてよ」
「‥うん」
部屋に向かった
「どうしたの?里奈ちゃん」
「夕飯できるからそろそろ‥」